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富士額とお髪

23日

1月22日。やっと母が帰りたかった鬼無里へ。
母が帰ってきてから初めての日の出頃の景色。

台所のはめ殺しの窓からは日の出がよく見えて
母はよくそこで手を合わせてたっけ

そう、今日もメソメソ?!ブログです(笑)
読み飛ばして頂いても大丈夫ですのでー。


会社や家で仕事をしている時に前髪が邪魔でクリップで止めています
昨日、会社の方がおでこ出すの似合っていていいね♪と言ってくださいました。

Mother Terukoさんも私の富士額と黒々としたお髪(今は白髪混じりですが)
褒めてくれたっけ。黒々としたお髪(←必ず”お”をつけていました)を褒めてくれる時は、ハエも滑って止まれない、とかユーモアのセンスたっぷりの母ならではの表現でした

最後数日間、母が寝たきりの状態の時に駆けつけてくれたいとこや甥っ子ちゃん達、
一番リクエストが多かったのは「母の料理が食べたい!」でした

いとこたちの中では母の絶品は、おやき。特にナスのおやき。
それから山菜料理。ソールフードですねー。

甥っ子ちゃんやBrother、私など身内からのリクエストは、”ささみのフライ!”
それからいろんな具が入っている”ポテトサラダ!”

小さい頃、ナスの季節のナス尽くしの食卓はきつかったよね〜、なんて話も
母は笑って聞いてくれたことでしょう

褒めてくれた富士額を出して、前を向いて、ファイトで行かないとね!
(ファイトも母がよく使っていた言葉です(๑>◡<๑))

友達が昔作ったビーズアクセサリー、
母も色々楽しんで使っていたっけ。
お気に入りは上の写真にないけど、「髪留め」でした。

施設に入るまでは髪が長かったのでよく使っていました。

タロ様に引き続き、久しぶりラッキーちゃん

そうしていてもいいならば、
ずうっと撫でていたいラッキーちゃん

朝のひと時、癒されました

本日もありがとうございます
包んでくれる全てのものに
見守ってくれているMother Terukoさんに

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買うのが好き

最終日(1/28)の朝

降り続いた雪もお天気が広がってどんどん溶けていきます

火曜日。
曜日の間隔がすっかりなくなっています

早いもので1週間前は母のお通夜。
母が旅立つ前の4日間一緒にいられたことはお伝えしましたが
無言の帰宅の時も、斎場へ向かうときも
私は母を撫でながら一緒に移動することができてよかった

それから火曜日といえば、母とのオンライン面会も火曜日でした
「バカでも達者だよー」の母の声に始まり、途中一緒にストレッチもしたり
最後に「エイエイオー」を一緒にやっていました

極寒の田舎ですが、散歩をしているとたんぽぽやオオイヌノフグリが咲いているではありませんか!生命力ってすごい。

母のアクセサリー

普通形見というのでしょうが、母は普段アクセサリーはしていませんでした。
それでありながらなかなか立派なアクセサリーをもらったり、買ったりしていたようです。

母の習慣で何でも名前とか頂いた日付など書いてあるのに
真珠が入っているはずの箱に別のものが入っていたりで、中身が見当たらないものもいくつかありました

上の写真のネックレスは可愛らしいのでいただいてきました。
Sisterは一通り見て、欲しいのはなかったようです(๑>◡<๑)

母の時代、小さかった頃は貧しかったと聞いてます
そこからあれよあれよと時代は変わり、「買う喜び」も増え、
母の周りは色々なものが増えていったのかもしれません

母のアクセサリーを私も楽しんでみます

久しぶりに会えたね、タロ様
私の癒しのタロ様❤︎

少しずつ私の日常に戻っていくのでしょうが
まだまだMother Terukoさんを近くに感じていたいです

本日もありがとうございます
包んでくれる全てのものに
大好きだったMother Terukoさんに

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おしゃれで衣装持ち

寝ていても、雪がどれぐらい降ったのか分かる田舎の朝。
なぜなら除雪車が4時過ぎごろから動き出すから。
チェーンの音とかで雪の量も大体わかります

母のお通夜と告別式の二日間、雪は降り続きました

先日遊びに来てくれた友達が、マンホールの写真を撮っていて
季節ごとに全然違う見え方するのに驚きました。真似して私も。

左:戸隠連峰、中央:畑に足跡、右:今は使われていない昔の中学校体育館とグランド

昨日,滞在最後に田舎散歩しました、ぐるっと1周。
田舎の場合、昔とそんなに景色は変わりません
でもやっぱり母のいない世界はちょっと違く見えます

毎日母のことばかりのブログになってすみませんが
もしよかったらお付き合いください

母のスカーフ。
私の手元に置いています

母は編み物も好きで、カーディガン、そしてチョッキはしょっちゅう編んでいました。ご近所の手芸好きな方たちと「むつみ会」というグループでいろいろな作品作っていました。あの頃はよく夜出かけて集まっていました。

田舎暮らしの中でそういった時間はさぞかし楽しかったことと思います。
たまに私も母にくっついていきました。

母が来ていたブラウスの一部。

母はおしゃれが好きで、特にブラウスが好きでした。
襟元や袖の長さ、形にこだわりがあり、時にはとても冒険的なデザインのものを着ていました。黒っぽい服を嫌い、それは私にも浸透しています。

施設に入ってからも、誕生日などにブラウスをプレゼントするととても元気になっていましたっけ。私もまた、母に似合いそうなブラウスを探すのが楽しみでした。

我が家にも結構な量の洋服がありますが、施設でも「衣装もち」とか「いつもおしゃれ」と言われていたようです。

母は高齢で私を産んでくれたので、友達のお母さんたちとは10歳以上歳が上だったと思いますが、入学式や卒業式にはビシッとおしゃれしていて、子供心にかっこいいなぁと感じたのを覚えています

それから、この怒涛の約10日間の中で、美人さんと言われることが度々ありました。 私たち家族はそういう視点で母を見たことがなかったけれど、アルバム見ていると確かにお母さん、美人さんだったかも?!いまさらでごめん〜

母の告別式を終えた後、BrotherとSisterが施設の荷物を引き上げてきてくれました。洋服など畳んでいるとどうしても思い出が蘇ってきて泣けてきてしまいました。

そばにいるSisterはいつまでもメソメソしている私に呆れていますが(笑)
もしかしたら私の知らないところでメソメソしてたりするんじゃないの〜?と
疑っていますけど。

母のおしゃれを見習いたいし、美人さんと伝えてあげたらよかった。

本日もありがとうございます。
包んでくれる全てのものに。
おしゃれで衣装持ちのMother Terukoさんに。

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ほぼ貸切、お数珠頂戴

昨日の日の出

鬼無里神社

母に付き添っていた時、付き添い開始の時間まで気が気ではなく
近くの善光寺さんにお参りに行ってたりしました

19日、金曜日の朝、ホテルから善光寺さんに。
まだ朝の7時すぎで人はまばらの善光寺さん

いよいよ本堂に上がってお参りを、というところで
本堂の階段の上から警備員さんが、「そこのあなた!」
・・・えっ?わたし?
というか人もまばらで、私の他に近くにおらず。
「ひざまづいて!」と言われ、おっ、もしや!

そうです!善光寺の「お数珠頂戴」の時間でした。

※「お数珠頂戴」とは?
  善光寺住職が、法要のために本堂へ向かう行き帰りに、
  参道にひざまずく参拝者の頭をお数珠で撫でて功徳をお授け下さる行事。
  毎日の「お朝事」の前後に行われています。

土日はこのお数珠頂戴のためにツアーがあるという話も聞きました。

偶然その時間にいた私と、もう一人駆けつけた方ぐらいで
ほぼ貸切状態でお数珠頂戴しました。

それが亡き父の演出なのか、母自身の計らいなのか、やっぱり八百万の神なのか
わかりませんが、この日もまた母は大丈夫に違いない!と確信した朝でした。
(この日から母は奇跡的にV字回復の気配を見せました)

以前盗まれてニュースなどで話題になったびんずる(賓頭廬)尊者様も元の位置に戻っていました。母が元気になるようにほぼ全身を撫で回して来ました。

そんなに遠い昔の話ではないのに、とっても前のことのように感じる。

曜日や日付がちょっと狂ってきてしまいました。
少しずつでいいから日常に戻していきましょう。

本日もありがとうございます。
包んでくれる全てのものに。
見守ってくれるMother Terukoさんに。

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田舎の友達

昨日は2日ぶりの晴れ、日の出の写真

その代わり、めちゃくちゃ寒い。
室内でもマイナス温度です

青い空と白い雪の景色は心が晴れる

水曜日、告別式
参列者の方々に私たちきょうだいが挨拶していると、最後の方で顔を上げると懐かしいお友達の顔。

我を忘れて話してしまいました。

この大雪の中駆けつけてくれた友達。
忘れていたけど、よくみんなうちで集まって過ごしたっけ。

最後に並んでいた友は一瞬久しぶり過ぎて分かるまで数秒、そのあと抱き合って号泣。
今思えばみんなが見てる中恥ずかしいけど
「以前母に会いに行くと言って会えなくてごめん」と友達が泣いてるもんだからついついつられて。

そうだったそうだった!

「わたしの母」だからみんな来てくれたんじゃなくて
「Mother Terukoさん」に会いにきてくれたんだ、ありがたいことに。

皆それぞれ母との思い出を持っているのね

来れなかった友は素敵なお線香セット送ってくれました。電話で涙声で「おばちゃんには本当にお世話になった」、って。


今回こういう形になったけど、田舎の友達とまた繋がることができました。

早速友達が訪ねてきてくれました。
いろんな話が出来ていい時間だった

お母さん、ありがとう。
素敵すぎるよー

本日もありがとうございます。
包んでくれる全てのものに。

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しあわせな四日間

今日は2日ぶりにとても気持ち良い青空広がりましたが、昨日の写真から。
昨日の日の出。

昨日も結局一日中降ったり止んだり、
brotherとsisterは雪かきをしてくれました。
結構ハマるかも!なんていいながら。

個人的な母の話をここで綴るのはどうかなと思いましたがなんだか忘れる前に残しておきたい気持ちが強く、日記みたいに綴らせてもらいます。

17日(水)
母が誤嚥して、今すぐではないけど危ないかも、と施設から連絡があった、とbrotherから一報。

そのあと、施設の方担当からわたし宛に電話が来て母と今なら少しオンラインで面会できます、とのことで繋いでもらう。
画面の母は入れ歯も外してるせいか、とても衰弱していて、愕然として、涙が止まらない。
お母さん、わたしだよー、がんばってー、そばにいるからねー、と思いつく言葉を発した。
施設の方も私につられたのか同じく涙声で母の耳元で伝えてくれる。

施設の方が言うには声がするタブレットをわたしだと思い、撫でるような仕草をしていたよう。

18日(木)
朝、長野駅に着いたsisterと私をbrotherが拾ってくれ母のところへ。
私から様子を聞いていても、目の前の衰弱している姿は予想以上で、2人ともとても驚いていた。
それもそのはず、2人は11月、元気だった母を見ているから。
施設の方が体を拭いてくれるということで、その間3人でお昼を食べながら、最悪の事態も考えて話し合いを。
brotherが話し始めたと思ったら、泣きながら「もっとたくさん会いにくればよかった」と。

みんなそれぞれの環境があるのだから仕方ないよ、と。

sisterと2人きりの時に、「お仏壇のお供え食べた」と母が喋ったらしい

19日(金)
母も少し落ち着いたのでsisterは日帰りであらためてくることに、brotherも来れず日曜までわたしが母のそばに。
いとこが駆けつけてくれて、母の腰をずっとさすってくれた。 母は横向きの方が呼吸も穏やかでよく眠れていそう。いとこに感謝。
昨日よりも母の状態がいいと施設の方が驚いていた。

この日は母が「6時か7時に迎えにきて」と、はっきり喋った瞬間があった。メッセージが意味深だけど。

20日(土)
ただいまー、と部屋の扉あけて母に挨拶するとうなづくぐらい元気になってきた。
心配している2人にわたしと母を写した写真をまず送るのが習慣になりそう。
今日はまた別のいとこが駆けつけてくれた。
介護士さんだから、母とのコミュニケーションも上手!楽しい話をいろいろしてくれた。
そしてその後は昨日来てくれたいとこがまた来てくれた!
なんと、母は着実にしっかりしてきてとろみのついたフルーツジュースも飲めそうだ、と施設の方。早速いとこにジュースを買ってきてもらった。
少しだけど飲めて、まだ飲む?と施設の方が聞くと「うん」、とうなづく母。
底力がすごいとは思っていたけど、こんなに華奢なのに頑張ってる母はすごい!

21日(日)
今日はsisterも来るからね!と励ましながら。フェイスタイムでbrotherとも繋いで話する。
とろみのついたジュースも結構な量飲めるようになってるし肌艶もいい!
施設の方にすごく頑張ってる、とよく言われる母。昔さぞかし美人だった、とか、いつもおしゃれ、とかここにきてたくさん褒められすぎMother Terukoさん。施設の方みなさんが親切だし母を愛してくださってる。

今日もまた別のいとこが駆けつけてくれた。そしてまたまた介護士さんだから、ここをさすると気持ちいい、とか、細かなアドバイス下さる。
お年寄りの耳に通りやすい波長の声を持つらしく、母も返事がはっきりしてる。

午後からはsisterがバトンタッチしてくれるけど
ぎりぎり5時までわたしも母のそばにいた。
一旦わたしも東京に帰り、また週の後半から母に会いにこよう!

…と思ってましたが、月曜の朝、母は息を引き取ってしまいました。

先生曰く、充分ピンピンコロリのうちに入るとのこと。

brotherが駆けつけた時はまだ暖かったそう。
一人で息を引き取らせたのは可哀想で、悔やまれるけど
先生の言葉と、優しい顔をしている母の顔を見たら、きっと天寿をまっとうできたんだよね、と思える。

木曜日から四日間、母とずっと過ごせた時間はとても幸せでした。

昨夜のお月様

本日もありがとうございます。
包んでくれる全てのものに。
私の母でいてくれるMother Terukoさんに。


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大雪

昨日は朝の四時すぎごろから除雪車が稼働。
田舎の冬はこの音が定番です

「のんちゃん」

朝聞こえた声
sisterかな?と一瞬思いましたが、
今思えば、母が最後に私を起こしてくれたんだと思います

田舎はもちろんのこと、斎場も山の上にあるので
車があがらないのでは?と心配になる程サクサクの雪でした

大雪の中を駆けつけてくださった親戚はじめ田舎の皆様、お友達、感謝の気持ちいっぱいです

母が喜んでます(^^)

本日もありがとうございます
包んでくれるすべてのものに
Mother Terukoさんに。

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日の出

田舎の今朝の空

日の出タイム。
美しいオレンジ色の入った空。

綺麗な景色は好きですが、
今朝の日の出のオレンジ色はとても美しくて
いろんな感情が重なり泣けてしまいます

ご近所さんが持ってきてくださったお花。

Mother Terukoさんをイメージにして作ってくださったそうです

今日もお天気よくない予報でしたが、
さすがMother Terukoさん、青空がたくさんあらわれる1日でした

明日は目の前に横たわるMother Terukoさんとはお別れです

本日もありがとうございます
包んでくれるすべてのもなに。

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青空へ

夜の藤屋ご本陣

とても気持ちのいい青空広がっています。

ブログでもしょっちゅう登場した、

愛されるキャラクター、

そしてわたしも愛する

Mother Terukoさん

大好きな青空の方へ、旅立ちました

しばらくブログお休みするかもしれません

本日もありがとうございます
包んでくれるすべてのものに。

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自分に落ち着く

友達の帰省のお土産、鳥パン。
諏訪の名物お菓子のようですが全然知らなかった

会社のお仲間が食べているのを見て思わず、
ワッ、ヤンヤン1懐かしい〜!!と食いついてしまいましたが
お仲間たちは若いゆえ、知るはずもなくびっくりしていました

そして本当に売り場にはあって買ってしまいましたが
ちっちゃいし、高いし。
そして食べてみると、子供の頃食べた美味しさではなかったなぁ

味が変わったのか私が変わったのか?!
答えが出ないであろう問題。

今宵も晩酌セット、いちごと日本酒

最近のいちごはステビアを入れているから甘いそうです
昔のイチゴをつぶすスプーン、どこ行っちゃったかなー

タイトルの「自分に落ち着く」は、
朝のエンボディのYukariさんがよくいう言葉。

最終的には自分に落ち着くものなんですよね

今日はオーディブルを聴きながら思いついたことがあって
明日は実践してみたいと思ってますがどうなるでしょうかー

本日もありがとうございます
包んでくれる全てのものに