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しあわせな四日間

今日は2日ぶりにとても気持ち良い青空広がりましたが、昨日の写真から。
昨日の日の出。

昨日も結局一日中降ったり止んだり、
brotherとsisterは雪かきをしてくれました。
結構ハマるかも!なんていいながら。

個人的な母の話をここで綴るのはどうかなと思いましたがなんだか忘れる前に残しておきたい気持ちが強く、日記みたいに綴らせてもらいます。

17日(水)
母が誤嚥して、今すぐではないけど危ないかも、と施設から連絡があった、とbrotherから一報。

そのあと、施設の方担当からわたし宛に電話が来て母と今なら少しオンラインで面会できます、とのことで繋いでもらう。
画面の母は入れ歯も外してるせいか、とても衰弱していて、愕然として、涙が止まらない。
お母さん、わたしだよー、がんばってー、そばにいるからねー、と思いつく言葉を発した。
施設の方も私につられたのか同じく涙声で母の耳元で伝えてくれる。

施設の方が言うには声がするタブレットをわたしだと思い、撫でるような仕草をしていたよう。

18日(木)
朝、長野駅に着いたsisterと私をbrotherが拾ってくれ母のところへ。
私から様子を聞いていても、目の前の衰弱している姿は予想以上で、2人ともとても驚いていた。
それもそのはず、2人は11月、元気だった母を見ているから。
施設の方が体を拭いてくれるということで、その間3人でお昼を食べながら、最悪の事態も考えて話し合いを。
brotherが話し始めたと思ったら、泣きながら「もっとたくさん会いにくればよかった」と。

みんなそれぞれの環境があるのだから仕方ないよ、と。

sisterと2人きりの時に、「お仏壇のお供え食べた」と母が喋ったらしい

19日(金)
母も少し落ち着いたのでsisterは日帰りであらためてくることに、brotherも来れず日曜までわたしが母のそばに。
いとこが駆けつけてくれて、母の腰をずっとさすってくれた。 母は横向きの方が呼吸も穏やかでよく眠れていそう。いとこに感謝。
昨日よりも母の状態がいいと施設の方が驚いていた。

この日は母が「6時か7時に迎えにきて」と、はっきり喋った瞬間があった。メッセージが意味深だけど。

20日(土)
ただいまー、と部屋の扉あけて母に挨拶するとうなづくぐらい元気になってきた。
心配している2人にわたしと母を写した写真をまず送るのが習慣になりそう。
今日はまた別のいとこが駆けつけてくれた。
介護士さんだから、母とのコミュニケーションも上手!楽しい話をいろいろしてくれた。
そしてその後は昨日来てくれたいとこがまた来てくれた!
なんと、母は着実にしっかりしてきてとろみのついたフルーツジュースも飲めそうだ、と施設の方。早速いとこにジュースを買ってきてもらった。
少しだけど飲めて、まだ飲む?と施設の方が聞くと「うん」、とうなづく母。
底力がすごいとは思っていたけど、こんなに華奢なのに頑張ってる母はすごい!

21日(日)
今日はsisterも来るからね!と励ましながら。フェイスタイムでbrotherとも繋いで話する。
とろみのついたジュースも結構な量飲めるようになってるし肌艶もいい!
施設の方にすごく頑張ってる、とよく言われる母。昔さぞかし美人だった、とか、いつもおしゃれ、とかここにきてたくさん褒められすぎMother Terukoさん。施設の方みなさんが親切だし母を愛してくださってる。

今日もまた別のいとこが駆けつけてくれた。そしてまたまた介護士さんだから、ここをさすると気持ちいい、とか、細かなアドバイス下さる。
お年寄りの耳に通りやすい波長の声を持つらしく、母も返事がはっきりしてる。

午後からはsisterがバトンタッチしてくれるけど
ぎりぎり5時までわたしも母のそばにいた。
一旦わたしも東京に帰り、また週の後半から母に会いにこよう!

…と思ってましたが、月曜の朝、母は息を引き取ってしまいました。

先生曰く、充分ピンピンコロリのうちに入るとのこと。

brotherが駆けつけた時はまだ暖かったそう。
一人で息を引き取らせたのは可哀想で、悔やまれるけど
先生の言葉と、優しい顔をしている母の顔を見たら、きっと天寿をまっとうできたんだよね、と思える。

木曜日から四日間、母とずっと過ごせた時間はとても幸せでした。

昨夜のお月様

本日もありがとうございます。
包んでくれる全てのものに。
私の母でいてくれるMother Terukoさんに。