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映画・本

Mother Terukoさん外出と「ボケ日和」

車の窓から見える地元の景色は紅葉していて目が離せません

11月の帰省は冬支度、庭の掃除がメインの目的ですが
前回から母の外出も可能になっているので数年ぶりに母の田舎へ行きました

いつも母に会いたがっていた伯母も母同様に歳を重ねていますが
私たちの到着を待っていてくれました

そして、従姉妹たちも駆けつけてくれて賑やかな時を過ごすことができました

私が両手で抱き上げられるんじゃないかと思うぐらい小さくなった母、
ユーモアが秀逸で、従姉妹からも愛されている母。

今回も従姉妹は、母の一挙手一投足に「かわいー」を連呼。
おばちゃんみたいな可愛さあれば施設でも慕われて大切にされるよ!と。

そういう目線で母を見たことないので新鮮でした。

ちなみに従姉妹の義理母は逆だそうで、施設で虐待されたとしてもおかしくない、
とまで言ってました。
そっかー可愛がられる認知症患者でいることも大切かもー。

昨日、蒲田の治療院待合室で読みました。

我が家のことを書いたの?と思うぐらい身近な事がたくさん描かれていて
相方が、または親が認知症かも?と思っても認めたくないというのも世の常。

早い段階でこの一冊を読んで欲しいという作者の想いはよーく伝わりました。

お金をとった、とか、嫉妬心が強くなるとか、摩訶不思議なことが起きるのですが
こちらを読むと・・・そうなんだ、と思わず泣けてきます

親の様子がちょっとおかしいかな、と思う方がいたら
まずはこの本を読んでみるのもいいと思います

本日もありがとうございます
包んでくれる全てのものに