№25 GIEN(ジアン)・オワゾパラディ

印象に残った器、今でも魅力的。

GIEN(ジアン)

歴史と職人の技が生み出したジアン窯の陶器
ファイアンス焼きの陶器工房ジアンは、1821年パリの南にあるロワール河岸の豊かな自然に恵まれた町ジアンに設立されました。創業初期は日常生活品を中心に製造を行い、その後17世紀・18世紀のヨーロッパ各地の名窯からインスピレーションを得て優れた技法を掴み、万国博覧会に出展し金賞を受賞する栄誉に輝きました。

その頃から世界中の王侯貴族らに注目され、家紋を刻印したオーダーメイドのテーブルウェアが好評を博し、多くの人々に愛用されるようになりました。さらにジアンでは原材料、塗料、型や絵柄などの開発を続け、今日に至るまで様々なコレクションを生み出してきました。

こうして190年以上の歴史を誇るジアンは、鮮やかなロイヤルブルーから深みのあるナイトブルーまで、様々なニュアンスのブルーを中心に、華やかな色彩に代表されるようになり、花や鳥など自然をテーマにした絵柄がブランドイメージとなりました。
ジアンにおいては、オーダーメイドの精神と人々の食卓に幸せを彩るというモットーが、今でも基本理念として大切に受け継がれています。

また、フランスの高級ブランド約70社が加盟する「コルベール委員会」に1989年より所属し、歴史的・文化的にフランスを代表する一流のテーブルウェアブランドとして世界中のファンを魅了し続けています。
※ジアン日本公式サイトより引用

出会い・きっかけ

2013年7月までさかのぼりますが、二子玉のCaféで出会った写真の器。これがGIENとの出会いでした。素敵な器だなと印象に残っていました。

その後も頭の中に「GIEN」というブランド名はインプットされ、オワゾパラディというシリーズがあることを知りました。

オワゾパラディ(極楽長)のデザイン。
この鳥がどこかユーモラスなので印象的。
こちらのカップ&ソーサーに縁があれば♪と思い続けているのですが最近は希少価値があるようでなかなかお目にかかれません…。
ですが今年(2021年)ついに、プレートと出会うことが出来ました!

といってもこうして飾り皿として今はインテリアの一部になっています。
ちょっとユーモラスなオワゾパラディがいるとなんだか守られているような気分にもなります。

フランスのGIENの器は今年偶然にも神保町のCaféでたくさんみる機会に恵まれました。神保町・きっさこさん、カンダコーヒーさんはGIENの器を存分に楽しむことができます。